味わいで選ぶ「煎茶」
日本茶の代表格。様々なシーンで使える煎茶

緑茶・日本茶の代表格といえば、煎茶。
日本で作られる茶葉のおよそ8割が煎茶として消費されています。
それだけに、煎茶は商品のラインナップが多く、味わいも価格もバリエーションが豊富です。
玉露や抹茶と比べると、煎茶は暮らしの中で普段使いしやすいお茶。
お目覚めの一杯、食事と一緒に、家族や友だちとのティータイムや、リラックスタイムに・・・と、さまざまな生活のシーンで気軽にお使いいただけるお茶です。
お好みの味わいを見つけてください
茶葉の風味の特徴から、井六園の煎茶ラインナップをカテゴリに分けてご紹介します。
ぜひ、お好みの味わいを探してみてください。
1.味わいのバランスがとれたタイプ
日本茶ならではの、甘味、旨味、渋味、苦味といった様々な味わいのバランスがとれたタイプ。
煎茶の真ん中。井六園がはじめての方にまずは飲んでいただきたい銘柄たちです。

煎茶 (慶光/100g)
濃厚でバランスのとれた旨みが特徴です。

煎茶 (慶光/135g)

宇治煎茶 KIS-10(100g)

煎茶 (和束/100g)
濃厚で旨みがあり、和束(産地)独特の味わいが楽しめます。

煎茶 [プレミアムティーバッグ](3g×12P)
TBS-6
秘伝の火入れにより香り高さと深い味わいを実現した高級煎茶ティーバッグです。

煎茶 [プレミアムティーバッグ](3g×30P)
TBS-12
2.すっきりとしてクセのない味わい
のど越しがよく、軽やかですっきりとした後味。どんな食事ともよく合う煎茶のラインナップです。
水出し煎茶
(10g×10パック)
ATS-10
【お徳用(ご自宅用)】
水出し煎茶
(10g×20パック)
ATS-17

煎茶 (秀光/100g)
渋みは少なく、香り高い後味が感じられます。

抹茶入煎茶
(碧光/100g)
すっきりしたのど越しと抹茶のほのかな甘みが特徴です。

煎茶(4g×20P)PS
3.濃厚な香りと強い味わい
コクのある飲みごたえ、しっかりとした後味が残るパンチのきいた味わいが特徴の煎茶です。
4.甘味・旨味が強く感じられる
緑茶特有の「甘味・旨味」は、主にテアニンというアミノ酸に由来します。
煎茶の中でもまろやかな甘味・旨味が特徴的な茶葉をピックアップしました。

まろやか煎茶
(薫光/100g)
舌に残るまろやかさと濃厚でしっかりした味わいのバランス。

まろやか煎茶 (薫光/135g)

煎茶 (雅光/100g)
濃厚で旨みの強い、ふくよかな味わいの高級煎茶です。

煎茶 (慈光/100g)
香り高く、コクのある濃厚な味わいの高級煎茶です。

煎茶 (一期一会/100g)
最高級煎茶ならではの高貴な香りと澄んだ旨みあふれる味わい。

煎茶 (一期一会/150g)
VMN-50

煎茶
(一期一会/150g×2)
VMN-100
淹れ方で変わる煎茶の味わい
ここでは、一般的な煎茶のオススメの淹れ方をご紹介します。
ただし、お茶の淹れ方に、「こうでなければいけない」といった決まりはありません。
茶葉の量、お湯の温度、抽出時間を変えると、同じ茶葉でも味わいの変化を楽しむことができます。
美味しい煎茶の淹れ方(3人前)
- 茶葉を急須に約10g入れます。(大さじ約2杯が目安です)
- すべての茶碗に熱湯を8分目まで注ぎ、湯冷ましします。
- 約70℃~80℃に覚ました湯を急須に注ぎます
- 急須のふたをして45~60秒待ちます。
- お茶の濃さが均等になるよう少しずつ廻し注ぎしてください。
- 最後の一滴までしっかり注ぎきってください。
- ほとんどの茶葉で、2煎目、3煎目も美味しく飲んでいただけます。2煎目以降は抽出時間を短くするのがポイントです。
今、飲みたいのはどんなお茶ですか?
たとえば、お湯の温度が高いほどカテキンや、カフェインが出やすいため、緑茶特有の渋味が強くなり、逆に低温で抽出するほど、アミノ酸の甘味・旨味が引き立ちます。
目覚めの一杯は、高温でカフェインをしっかり抽出した煎茶でしゃっきり。
逆に、リラックスタイムには低温でまろやかに淹れた煎茶でゆったり。といったように、シチュエーションに合わせた楽しみ方もできます。
まずは上記をご参考に、好みの味わいになる煎茶の淹れ方を探してみてください。
「煎茶」と「玉露」の違い

厳密には、玉露は煎茶の一種に分類されますが、煎茶と玉露では、茶葉の生育方法に違いがあります。
煎茶の茶葉は覆いをしない「露天園」で育てられますが、玉露は、覆いをかけて直射日光を遮った「覆下園(おいしたえん)」で栽培されます。
日光を遮って生育された茶葉は渋味が抑えられ、玉露はコクのある甘味を強く感じる味わいなります。
一方で、露天園で日光を浴びて育った茶葉は、甘味と渋みのバランスがとれたさっぱりとした味わいになります。
一般的に玉露のほうが高級とされますが、シチュエーションを問わず様々な楽しみ方ができるのは煎茶ならでは。身近な存在の煎茶だからこそ、自分好みの茶葉探しにこだわってみてはいかがでしょうか?